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十二支考」より 著者:南方熊楠
薩※王子虎に血を施した話の序《ついで》に長々しく述べた訳じゃ。 唐義浄訳『根本説一切有部毘奈耶破僧事《こんぽんせついっさいうぶびなやはそうじ》』巻十五に昔|波....
十二支考」より 著者:南方熊楠
》萎《しお》れ黄ばんだので、仏|目蓮《もくれん》をして二竜を調伏せしめた(『根本説一切有部毘奈耶』四四)。 かく竜てふ物は、東西南北世界中の大部分に古来その話....
十二支考」より 著者:南方熊楠
門屋下に鴿《はと》蛇猪を画いて貪《どん》瞋《しん》痴《ち》を表せよと教え(『根本説一切有部毘奈耶』三四)、その他蛇を瞋恚《しんい》の標識とせる事多きは、右の擬自....
十二支考」より 著者:南方熊楠
『仏本生譚《ジャータカ》』にも見えるが、唐訳律中のほど面白からぬようだ。 『根本説一切有部毘奈耶』にいわく、昔北方の販馬商客《うまうり》五百馬を駆って中天竺へ往....
十二支考」より 著者:南方熊楠
に生まれ、昔の願力に由ってこの厄難を免れたと。この話自身は余りゾッとせぬ(『根本説一切有部毘那耶《こんぽんせついっさいうぶびなや》』四七、『雑宝蔵経』七参酌)。....
十二支考」より 著者:南方熊楠
てその人相応の飾りや肩書は必要と見える。この類の話し古くインドにもあった。『根本説一切有部毘奈耶破僧事《こんぽんせついっさいうぶびなやはそうじ》』十八から十九巻....
十二支考」より 著者:南方熊楠
で、身短く毛長く多く食い睡眠し、浄処を喜ばざるは猪中より生まれ変るといい、『根本説一切有部毘奈耶』三四に、仏諸比丘に勅して、寺門の屋下に生死論を画かしむるに、猪....