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「説苑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

説苑の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
くなるは雪を食うからと信ぜらると。何ぼ何でも雪ばかりじゃあ命が続かぬが、劉向の『説苑』一に弦章斎景公に答えた辞中、尺蠖《しゃくとりむし》黄を食えばその身黄に蒼《....
十二支考」より 著者:南方熊楠
に塗り、殺された者の魂が留まり著いて大きに鳴るように挙行されたのだ。その証拠は『説苑《ぜいえん》』十二に秦と楚と軍《いくさ》せんとした時、秦王人を楚に遣《つか》....
十二支考」より 著者:南方熊楠
酒を飲まば、臣その予且の患《うれ》いあらんを恐るといったので王すなわちやめた(『説苑』九)という故事を引いたのだ。されば平安朝に、神通自在の天狗が鳶《とび》に化....
春水と三馬」より 著者:桑木厳翼
のであろう。全篇悉くイソップ物語から取ったのではなく、中には明白に『世説』とか『説苑』とかと出所を挙げた説話もあるが、「蟻と蝉」「狐と鶏」「京都の鼠と田舎の鼠」....