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「説述〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

説述の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
というのである。この考えは後にまた幾分敷衍された形でバーネット(Burnet)が説述した(一六八一年)ものである。 これが宇宙系に関するデカルトの考え方の大要....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
特異例に属すべきものなるを以て、その斯の如き変態にまで陥り来りたる心理経過を一々説述し来るは容易の業に非ず。然れども当座の参考のためにこれを要約して説明すれば、....
俳句の精神」より 著者:寺田寅彦
かとも思われた。しかし、そういう題目については従来多くの先輩の各方面からの所論や説述があり、私自身にもすでにいろいろな場所で繰り返して私見を述べて来たことである....
ヒルミ夫人の冷蔵鞄」より 著者:海野十三
部分ハ他ニナイ。殊ニソノ整形ノ効果ノ大ナルコト、他ノ部位ノ比デハナイ。若シ本書ニ説述シタ吾ガ田内整形手術ガ全世界ニ普及セラレタル暁ニハ、世界中ニ只一人ノ醜イ人間....
学生と読書」より 著者:倉田百三
かずにはおられないのである。 がここでは特に人間教養のための読書に重点をおいて説述したい。それは職能の何たるを問わず、何人もその人格完成を願い精進しなければな....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
、その基礎理論として人口理論が用いられたのであるが、第二版以下ではこの基礎理論の説述そのものが主題となっている。このことは第一版と第二版以下各版との冒頭の文を比....
数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
あった。スミス博士と共著の方は、同博士が文筆に達した人であるから、はなはだ流暢に説述せられ、これがために日本の数学史が欧米の学界に紹介される上に極めて好都合であ....
「日本民族」とは何ぞや」より 著者:喜田貞吉
る所、またあえて尠少なりというではないが、しかもさらに最も明瞭に、遺憾なくこれを説述したものは、我が雄略天皇が宋の武帝に遣わされたと称せられる、宋書記載の国書の....
えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
話の特徴の一つは,物語の主人公が自分の体験を自分で語るという――いわゆる第一人称説述体の形式をとることである.ここに紹介する昔話もそれで,若き狩人の兄弟が初めて....
融和促進」より 著者:喜田貞吉
この小冊子はいかにして融和を促進すべきかということを主として説述したもので、いわゆる特殊部落民なるものは、決して普通部落民と筋の違ったもので....