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談林風
「談林風〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
談林風の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
、漫画は詩であり歌でありうる、むしろそうあるべきものである。今の漫画は俳諧ならば
談林風のたわけを尽くしている時代に相当する、遠からず漫画の「正風」を興すものがか....
「斎藤緑雨」より 著者:内田魯庵
、紅葉が淡島寒月にかぶれて「稲妻や二尺八寸ソリャこそ抜いた」というような字余りの
談林風を吹かして世間を煙に巻いていた時代であった。この時代を離れては緑雨のこの句....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
問題になるのは、俗称「菅の寺」という寺はどこにあったかということで、もしやこれが
談林風に作者の空にこしらえた名であったとすると、この附合の写実味もずっと減るので....