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「諒恕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諒恕の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
名君忠之」より 著者:夢野久作
ものであるが、しかし人名、町名と時代は差障りがあるから仮作にしておいた。悪からず諒恕して頂きたい。 「不埒な奴……すぐに与九郎|奴の家禄を取上げて追放せい。薩州....
山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
頼|仕候。そのため貴殿にも何事も洩らさず同婦人に自由行動を執らせ候段、何卒不悪御諒恕賜わりたく、貴殿の御骨折に対しては警察当局も感謝|致居候。御ゆっくりと御休息....
所感」より 著者:夢野久作
ったことでした。(知名の人に関係がありますので文中の固有名詞を符号にしたことを御諒恕願います)....
甲賀三郎氏に答う」より 著者:夢野久作
とするところである事を思うて、敢えてこの蕪文を続行する次第である事を何よりも先に諒恕して頂きたい。 文芸通信誌上「探偵小説の真使命」の中で私はコンナ事を書いた....
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
ある事と思う。氏名なども間違っている人があるかも知れないが筆者の記憶の粗漏として諒恕御訂正を仰ぎたい。 その生存している僅かな人々と相会して翁の旧事を語ると誠....
「草野心平詩集」解説」より 著者:豊島与志雄
求めず、勝手なことをしたことを、ここにお詑びしておく。と共に、このことを読者にも諒恕して貰いたい。ただ、この八つの区分は、私としては、心平さんの詩作に関する解説....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
、単行本の帖割りとが、内容の区切りからべつな帖名にならざるをえなくなっている。ご諒恕をねがいたい。 楠木一族の千早、金剛の籠城戦は、すでに開始されていた。ほと....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ただのあいさつみたいになってしまった。いつか随筆的に書きまとめるつもりである。御諒恕をねがいたい。(昭和二十八年二月) 平安朝でも平家の世代でも、仏教文化を措....