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論を俟たない
「論を俟たない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
論を俟たないの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「辞典」より 著者:戸坂潤
な一つとなっている。だが元来、社会関係がこのような生物的関係に還元出来ないことは
論を俟たない。第三は生存闘争(生存競争)に関する生物学的理論を任意に社会機構にあ....
「鮪を食う話」より 著者:北大路魯山人
りずしのように、まったくおろしを用いない場合は、ぜひともわさびは必要であることは
論を俟たない。故にまぐろのすしは、涙がぼろぼろこぼれるほど、さびの利いたのをすし....
「友情に関係あるエッセイ」より 著者:戸坂潤
の関心を惹くものである。菓子屋のガラス棚などと比較にならぬ緊要な問題であることは
論を俟たない。 世の中は変ったかと友人に問われたら、私は、思った程には変ってい....