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「論稿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

論稿の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
いるとは考えられない。 この第二の点に就いて記憶されてよいものは相川春喜氏の一論稿「最近に於ける技術論争の要点」(『社会学評論』創刊号)である。氏はここで、従....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
判乃至文明批評の必要に沿うてなのである。――併し新聞や雑誌に載せた文学に関係する論稿を今集めて、一冊の本に整理して見ると、一体私がどういうものを探索していたかが....
戯作者」より 著者:国枝史郎
「ともかくも筆慣らし、その筋立てで書いて見ましょう」 「や、そいつア有難てえ。無論稿料は山分けですぜ」 しかしそれには返辞もせず、馬琴はノッソリ立ち上ったが、....
学究生活五十年」より 著者:津田左右吉
はぼくの専攻はシナ哲学だということにせられた。事実、大正の末期から後に世に出した論稿や著書は、シナ思想に関するものがその大部分であった。日本のことを忘れたのでは....
日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
てこのように考えて来ると、ここにぜひともいい添えておかねばならぬことがある。この論稿のはじめに科学的研究という語を史学の学問的方法による研究という意義に解すると....