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論過
「論過〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
論過の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野分」より 著者:夏目漱石
舎《す》てず流れる。過去のない時代はない。――諸君誤解してはなりません。吾人は無
論過去を有している。しかしその過去は老耄《ろうもう》した過去か、幼稚な過去である....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
しはましになりましたか? 私は病気になったりしたのを恥しく思う心持があります。勿
論過労からであったにしろ。やっぱり自分の健康の事情を十分理解しないで熱中したりし....