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論集
「論集〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
論集の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「碧眼托鉢」より 著者:太宰治
s. 真宗在家勤行集。馬鹿と面罵するより他に仕様のなかった男、エリオットの、文学
論集をわざと骨折って読み、伊東静雄の詩集、「わがひとに与ふる哀歌。」を保田与重郎....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
て風俗現象を取り扱った文章もあったのだが、之は割愛せざるを得なかった。 この評
論集は、一年足らず前に出版した評
論集『思想としての文学』と、直接な関係がある。「....
「読書法」より 著者:戸坂潤
とに於て、簡にして要を得ている。中条氏で思い出したが、彼女の『昼夜随筆』という評
論集が出た。読んで見たが仲々いい。宮本顕治と並べて彼女の評論家としての独自の価値....
「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」より 著者:内田魯庵
中で日本の出版界の革命が計劃されていたとは誰しも想像しなかったろう。 「日本大家
論集」という博文館の最初の試みの雑誌が物議を生じた。其結果、出版法だか新聞雑誌条....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
向かって相当の希望を有っているのである。 課題の解決の成功不成功などは、この評
論集では殆んど問題にならない。この本の存在理由は、それよりも「思想としての文学」....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
良さを利用したり夫に適応したりすることから来るわけだ。 日本政府は一方に於て言
論集会を極度に制限している。そうすればおのずから民衆は、公共的に物を云ったり書い....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
こで忽ち学生から教授達までを魅了して了った。専門の著書も二三はあるし、学術的な評
論集も出たし、飜訳校訂も少なくないが、一等永久に残る仕事が平野義太郎氏等と衝に当....
「再び科学的精神について」より 著者:戸坂潤
。『数学教育の根本問題』を初めとして、『数学教育史』、『数学史研究』、又最近の評
論集である『科学的精神と数学教育』が、首尾一貫してこのことを主張している。科学的....
「小説・評論集「文学母胎」後記」より 著者:豊島与志雄
小説・評
論集「文学母胎」後記 豊島与志雄 本書の性質を一言しておく。 私は嘗て、李永....
「随筆評論集「書かれざる作品」後記」より 著者:豊島与志雄
随筆評
論集「書かれざる作品」後記 豊島与志雄 本書に収められてる文章は、大正十四年か....
「随筆評論集「情意の干満」後記」より 著者:豊島与志雄
随筆評
論集「情意の干満」後記 豊島与志雄 本書に収められてるものは、私が書いたすべて....
「随筆評論集「文学以前」後記」より 著者:豊島与志雄
随筆評
論集「文学以前」後記 豊島与志雄 感想や随筆の類は、折にふれて書いてるようでい....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
っているし、後で歌をつけ換えた方は自筆本が残っていて、久松潜一博士校訂の『中世歌
論集』(岩波文庫)中に収められている。見れば判ることだが、この後の方は『古今』以....
「文章を作る人々の根本用意」より 著者:小川未明
い。 たゞ然し、最も妥当なる順序は、われ/\の現在生息しつゝある現代の文学書(
論集、小説、詩歌のいずれを問わず)に親しみ、次第に過去時代の産物に遡ることを以て....
「水郷異聞」より 著者:田中貢太郎
遺産を持って来ていた。…… その日は神田の出版|書肆から出版することになった評
論集の原稿をまとめるつもりで、机の傍へ雑誌や新聞の摘み切りを出して朱筆を入れてい....