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諫む
「諫む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
諫むの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「忠直卿行状記」より 著者:菊池寛
に悖《もと》る所業として忠直卿を強諫《きょうかん》した。 が、忠直卿は、重臣が
諫むれば
諫むるほど、自分の所業に興味を覚ゆるに至った。 女房を奪われた三人の家....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
た。平日力を恃《たの》んで国中の人民を凌轢《りょうれき》せしも、一人としてわれを
諫むるなく、為《な》すがままに放置《すてお》いたので、死後竜に生まれて苦しみ居る....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
とある。日本にも『書紀』二五、大化改新の際朝廷に鐘を懸け、匱《はこ》を設け、憂え
諫むる人をして表を匱に納《い》れしめ、それでも聴き採られざる時は憂訴の人、鐘を撞....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
々とは果して此種の嫉妬なるや否や、篤と吟味す可き所のものなり。書中、男婬乱ならば
諫む可しとあり。左れば夫の婬乱不品行は実証既に明白にして、此事果して妻たる者の身....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
て君に事え、不可なるときは則ち止む、(諫めて可かれずば則ち退く)。今由と求とは(
諫むべくして諫めず)、具臣。(二四) 子路、子羔をして費の宰たらしむ。子曰く、夫....