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「諫争〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諫争の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
を促したのも尾州藩である。しかし幕府当局者はこの処置を寛大に過ぐるとし、御隠居の諫争にも耳を傾けず、長州の伏罪には疑惑の廉があるとして、毛利大膳父子、および三条....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
貴族の重罪を特赦しようとした時、掌璽大臣ヴォアザン(Voisin)は言葉を尽して諫争《かんそう》したが、王はどうしても聴き容れず、強いて大璽を持ち来らしめて、手....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
勢を非常に憂慮せられて、或る夜などは二条城に終夜詰切って慶喜公に持重さるべきよう諫争された。尤も松平春嶽公あたりよりも同じ勧説があったので、慶喜公は遂に会桑侯等....