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「諫鼓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諫鼓の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
神として祀ったらしい。 祭礼の笠鉾《かさぼこ》などに鶏が太鼓に留まった像を出し諫鼓《かんこ》鳥と称す。『塵添※嚢鈔』九に「カンコ苔《こけ》深しなんど申すは何事....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
君子、英傑である。シナ太古の聖人が世を治《おさ》むる時代には朝廷《ちょうてい》に諫鼓《かんこ》という太鼓のような物を備《そな》えおいて、誰人《たれびと》にても当....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
「夏祭だ」 「天下祭でい」 「御用祭だ」 「練って来た、練って来た。あれが名代の諫鼓鶏《かんこどり》……」 「お次は南伝馬町《みなみでんまちょう》の猿の山車《だ....
ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
細工ですとさ。 工芸も、何ですか、大層に気を配って、……世の泰平をかたどった、諫鼓――それも打つに及ばぬ意味で……と私に分るように、天狗様は言ったんですがね。....