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「諸口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諸口の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
りに城中を砲撃し、城中からも平日よりははげしく応戦した。二十二日が来た。いよいよ諸口の官兵に砲撃中止の命令の伝えられる時が来た。朝の八時ごろには約束のように追手....
蝱の囁き」より 著者:蘭郁二郎
う、既つて一度もここに尋ねては来なかった――と、も一人女学校を出たばかりだという諸口君江の四人であった。 さて四人が顔を合わすと、第一の話題は誰それさんは少し....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
よし後わるしで、一敗して最初の勇気が挫けた。世子の本陣でもこの敗報と共に今いった諸口寄せ手の敗報もそろそろと聞えて来たので、再び進撃することの不得策を知って、終....