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「諸子百家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諸子百家の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文士としての兆民先生」より 著者:幸徳秋水
ので知らないのだ云々。先生は実に仏蘭西学の大家たるのみでなく、亦漢学の大家として諸子百家窺わざるはなかった。西洋から帰って仏学塾を開き子弟を教授して居た後までも....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ではなし、礼記ではなし、四書五経のうちには、大衆という文字はねえ……してみると、諸子百家、老荘、楊墨、孟子、その辺にも大衆という文字は覚えがねえが……でも、どこ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
国のお大名方で、争って大弐様のお弟子になったちうことです。なんしろ大学者だから、諸子百家の学問から、医学に至るまで、学問という学問に通じておいでなすったが、こと....
学生と教養」より 著者:倉田百三
うものを知らなかった上古の人間も学としての形態の充分ととのっていない支那や日本の諸子百家の教えも、また文字なき田夫野人の世渡りの法にも倫理的関心と探究と実践とは....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
明和尊王事件というのは「柳子新論」「院政記略」「省私録」等の名著を著わし、諸子百家の学に通じ、わけても兵学に堪能であった甲州の処士の山県大弐と、その友の藤....
三国志」より 著者:吉川英治
」 「では、汝は、何を学んだ?」 「上は天文から下は地理にいたるまで、三教九流、諸子百家、古今の興廃、聖賢の書およそ眼を曝さないものはない」と秦※はあえて大言を....