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諸説紛
「諸説紛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
諸説紛の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
月集」の読み方によったものである。意味は徳川時代から茶人の間の問題となっていて、
諸説紛々。今泉雄作氏の説では、禅の喝のような一種の間投詞で、「ええなんじゃいの」....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
小川に溺死すると、怪しむべしそれから一向犬が説教を聴きに来なんだ。その理由として
諸説紛起したが、ジョン・ネルソンは、この犬かく定時に教会へ来て飼い主を不思議がら....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぶる難い。これを強いて解きに掛かるより豕がオルガンを奏すてふ俚語におけるごとく、
諸説紛々たるも今に※《およ》んでいずれが正解と判断し能わぬ。 『日本紀』七に日本....
「白銀の失踪」より 著者:ドイルアーサー・コナン
されてるんだが、要するに問題は事実の骨組を、絶対に動かすべからざる事実の骨組を、
諸説紛々たる報道の中から掴み出せばいいんだ。そして、それが出来たら、そのしっかり....
「中庸」より 著者:坂口安吾
とその母は押入にねているとも云われ、土間に藁をしいてもぐりこんでいるとも云われ、
諸説紛々であった。 羽生や根作らは意外の結果におどろいた。再び緊急村会が召集さ....
「ざんげの塔」より 著者:夢野久作
は、私を怨んでいるものと、私の無罪を信じてくれるものと、ふた通りあった。班内でも
諸説紛々という有様であったらしい。誰かが私の餅を盗みかけていたのだという者もあっ....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
山号もある。 菊水紋の話になる。 楠木家の菊水ノ紋については、郷土の間でも、
諸説紛々で、一定はないらしい。朝廷から賜わったとするのが従来多い説だが、ここの郷....
「茶漬三略」より 著者:吉川英治
余りに無名時代の自分の経歴を不明にまかせておいた事が、抑※、史家の臆測を煩わして
諸説紛々今もはっきりしない結果になった唯一の原因だからである。 また彼が海外の....