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「謀臣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

謀臣の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
理有る也となし、燕の兵を挙ぐるに及びて、財を糜し兵を損して而して功無きものは国に謀臣無きに近しとなし、願わくは斉王を釈し、湘王を封じ、周王を京師に還し、諸王|世....
瘠我慢の説」より 著者:福沢諭吉
ま》あらず。 騒擾《そうじょう》の際に敵味方|相対《あいたい》し、その敵の中に謀臣《ぼうしん》ありて平和の説を唱《とな》え、たとい弐心《ふたごころ》を抱《いだ....
荘子」より 著者:岡本かの子
那の中心に位し諸国交通の衝路に当りつつ歌舞騒宴の間に説客策士の往来が行われ諸侯の謀臣と秘議密謀するの便利な場所であった。 荘子が遜に連れられ洛邑の麗姫の館に来....
三国志」より 著者:吉川英治
った。が、曹操は、 「この勢いで濮陽も収めろ」と、呂布の根城へ逼った。 呂布の謀臣陳宮は、 「出ては不利です」と、籠城をすすめたが、 「ばかをいえ」と、呂布は....
三国志」より 著者:吉川英治
―ひとりそこへ着眼した若き荀文若――荀※の達見はさすがのものであった。 袁紹の謀臣、沮授なども、同じ先見を抱いて、袁紹にその計をすすめたこともあるが、袁紹の優....
三国志」より 著者:吉川英治
、玉璽を捧げて、魏王宮へいたらしめた。 曹丕はたいへん歓んだ。けれど今度もまた謀臣|賈※が側にいて、 「いけません。まだいけません」というような顔をして首を振....