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講会
「講会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
講会の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「亮の追憶」より 著者:寺田寅彦
かの地ではおいおい趣味の上の友だちができて、その人たちと寄り合って外国文学の輪
講会をやったりしていたようである。絵もいろいろかいていたらしい。ある時はたんねん....
「科学に志す人へ」より 著者:寺田寅彦
われわれの若い頭はまだ固まっていなかったのである。 大学へはいったらぜひとも輪
講会に出席するようにと、高等学校時代に田丸先生友田先生からいい聞かされていたから....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
あって、それには寄宿生初め、われわれ外来の学生も出席が出来るのである。私は右の輪
講会読等へはまだ憚る気がして出なかったが、五等以上の者ならば誰でも行って、館の蔵....
「ベルリン大学」より 著者:寺田寅彦
たような気がするのであった。 いつかノールウェーのビェルクネス教授が来てこの輪
講会の席上で同教授一流の気象学を講じたときたいそう面白いと思って感心したが、列席....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
三カ月も留まりその間に仏教の様式を伝えたのであります。大蔵会というのはまた一切経
講会ともいい、一切経の書写、供養、もしくは転読の法会であるが、この法道が宮中で初....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
に一|椿事がおこった。 九月六日のことである。 光厳上皇はその日、持明院の八
講会からのお還りの途中で、五条樋口の東ノ洞院にさしかかられた頃は、はや日も暮れて....