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「講元〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

講元の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
んがお》の横柄《おうへい》な構えをしているかと思うと、そのこちら側には願人坊主の講元があるといったような、士、工、商、雑居の吹き寄せ町で、そのごちゃごちゃと蜘蛛....
足迹」より 著者:徳田秋声
た。お庄は子供を負って日に幾度となく自分の家と向うの家とを往復した。 金毘羅で講元をしていた大きな無尽の掛け金を持って、お庄は取り縋るこの子供を負いながら、夕....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
どうもじっとして仕事がしていられないと見え町内のことから、何からかから、成田山の講元でもあれば裁判所のことにも興味をもっていた。だから、ある時は、修験者のかける....
伊勢之巻」より 著者:泉鏡花
層なお客でござりましょ。あれこれとおっしゃっても、まず古市では三由屋で、その上に講元のことでござりまするから、お客は上中下とも一杯でござります。」 「それは構わ....