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講席
「講席〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
講席の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「路上」より 著者:芥川竜之介
その日|俊助《しゅんすけ》は、いつよりもやや出席が遅れたので、講壇をめぐった聴
講席の中でも、一番|後《うしろ》の机に坐らなければならなかった。所がそこへ坐って....
「ベルリン大学」より 著者:寺田寅彦
二度聴いたことがあったが、西洋人にしては脊の低いずんぐりした体格で、それが高い聴
講席をふり仰ぎながら活溌に手を振り身体を動かし頸を曲げてゼスチュアの賑やかな講義....
「京都学校の記」より 著者:福沢諭吉
読、算術師のほかに、巡講師なる者あり。その数およそ十名。六十四校を順歴して毎校に
講席を設くること一月六度、この時には区内の各戸より必ず一人ずつ出席して講義を聴か....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
の罪業の深きゆえん、上帝の大悲の浅からざるゆえんを述ぶるは、毫もわが国の説教者の
講席に上りて説くところと異なることなし。 ドイツのライプチヒに、当時欧米各国の....