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「講書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

講書の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
なる服を造り、紗綾形の地紋のある黒縮緬でそれを製し、鈴屋衣ととなえて歌会あるいは講書の席上などの式服に着用した人であるが、その袖口には紫縮緬の裏を付けて、それが....
慶応義塾新議」より 著者:福沢諭吉
を納むるに、水引《みずひき》のしを用ゆべからず。 一、このたび出張の講堂は、講書教授の場所のみにて、眠食の部屋なし。遠国より来る人は、近所へ旅宿すべし。ずい....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ん仲でこそと見えた。 「主上には、ご受禅(み位をうける)の後は、政務のひまにも、講書の勉め、詩文の会など、ひたぶる御勉強のみと伺うが、余りな御精励もおからだが案....
黒田如水」より 著者:吉川英治
付けてよこしてあるが、竹中家としてもほとんど主人半兵衛の嫡子同様に待遇していた。講書、弓馬の師匠もつけて、珠の如く守り育てていたのである。 帰国の翌日。半兵衛....