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識認
「識認〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
識認の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
ごとし。今その外政に係る大要を吟味せん。国民論派は第一に世界中各国民の対等権利を
識認するものなり。個人に貧富賢愚の差あることは実際上免れがたし、しかれどもその実....
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
めなかッた。が、如何に贔負眼《ひいきめ》にみても、文三の既に得た所謂《いわゆる》
識認というものをお勢が得ているとはどうしても見えない。軽躁《けいそう》と心附かね....