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「識閾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

識閾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
映画芸術」より 著者:寺田寅彦
の同型を見いだすのである。 要するにこれらのモンタージュの要訣は、二つの心像の識閾の下に隠れた潜在意識的な領域の触接作用によってそこに二つのものの「化合物」に....
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
び、しおり、おもかげ、余情等種々な符号で現わされたものはすべて対象の表層における識閾よりも以下に潜在する真実の相貌であって、しかも、それは散文的な言葉では言い現....
外来語所感」より 著者:九鬼周造
こと、またいったん通用してしまった場合にはなるべく早く訳語をつくって原語を社会の識閾から駆逐する事を計らなければならない。 いったん、外来語が社会的識閾へ上っ....