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「警語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

警語の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
いう著述がある。ところが、その中であのブレスラウ大学の先生が、予審判事にこういう警語を発しているのだ。――訊問中の用語に注意せよ。何故なら、優秀な智能的犯罪者と....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
らなくても、字を知る以上の生活ができるものだ」という弾正が、他の人にはわからない警語を添えて、与八を早くから水車番に下ろしたものですから、これを天職として生きて....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
やがて男は書く手を休めずつぶやいた。 「愚だ、愚だ、すべて愚だ!」 ソロモンの警語(訳者注 空なるかな空なるかなすべて空なり!)をそのまま言いかえたその言葉に....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
桶を洗へば浅き遊魚かな 古井戸や蚊に飛ぶ魚の音暗し 魚浅し、音暗しなどいえる警語を用いたるは漢詩より得たるものならん。従来の国文いまだこの種の工夫なし。 ....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
てあなたがたに災難が懸りはすまいか。充分そこは御注意なさらんといけません」という警語を与えた。「それはようございます。あなたが身の利益になるような事情に当て箝っ....