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議官
「議官〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
議官の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
る経済学の拡張者たり。第一期にありておもに経済財政の学を講じたる学者は今の元老院
議官神田孝平氏なりといえども、その後政府に事えて実地の政務に当たり、学説を弘むる....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
ということ。第三には、その際全権が政府に発した請訓は、海軍次官・軍令部長・軍事参
議官列席の上で賛同を得たものであって(海軍大臣渡英中)その間何等統帥権干犯という....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ために自己の胸を差し出した。私は富者ではなかった。私は貧しい者である。私は参事院
議官の一人であった。国庫の室は正金に満ちていて、金銀貨の重みにこわれかかってる壁....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
代才助
右カビテン視察の事
開成所掛大目付 町田民部(後の久成、元老院
議官)
小姓組番頭 村橋直衛
当番頭 畑山良之助
同 ....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
気に入ったとて話を進め、佐善氏の仲介で川田氏の養子にきまりました。川田氏は元老院
議官で西氏ともお役向の知合です。ところが川田氏があまり次兄を愛されるので、あちら....
「四十年前」より 著者:内田魯庵
の家庭が不思議でもありまた不愉快で堪らなかったそうだ。殊にテオドラ嬢の父は元老院
議官であったが、英国のセネートアの堂々たる生活ぶりから期待したとは打って変った見....