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譲葉
「譲葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
譲葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
向いて、小《ち》さい輪飾《わかざり》をいくつも拵《こしら》えていた。傍《そば》に
譲葉《ゆずりは》と裏白《うらじろ》と半紙と鋏《はさみ》が置いてあった。若い下女が....
「家」より 著者:島崎藤村
入口のところに飾り付けられた。三吉は南向の日あたりの好い場所を択んで、裏白だの、
譲葉だの、橙だのを取散して、粗末ながら注連飾の用意をしていた。 貧しい田舎教師....
「宝塚生い立ちの記」より 著者:小林一三
元来宝塚は、大阪市と神戸市より程近い地点にあって、美しい六甲の峰つづきである
譲葉嶽の山麓に位して、生瀬の渓谷から奔流して来る武庫川の早瀬にそうた、すこぶる風....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
帯産の観賞植物を陳列し、クロートン(布哇《はわい》産|大戟科《だいげきか》植物|
譲葉《ゆずりは》の類)、ドラセナー(台湾およびヒリッピン産|千年木《せんねんぼく....