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「護摩堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

護摩堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
で、蒔絵《まきえ》が円斎《えんさい》、拝殿、玉垣《たまがき》、唐門《からもん》、護摩堂《ごまどう》、神楽殿《かぐらでん》、神輿舎《みこしや》、廻廊、輪蔵《りんぞ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
」 兵馬は小首を傾けて、 「それほどまでにして信心にも及ぶまい」 彼は、その護摩堂へ行くことを思い止ったものらしい。 お豊は挨拶をして、かの階段を下りて行....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
門前。 たしかにここだ。 ここに堀があって、そこに門があって、宝塔があって、護摩堂があって、突当りが本堂で、当時、自分が御厄介になったのは、あの地蔵堂の下で....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
――おいどうしたえ、いやにすましているじゃあねえか」 女はちらと眼を動かした。護摩堂《ごまどう》から笠神明《かさしんめい》へかけて、二十軒建ちならぶ江戸名物お....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
でも絵図をさすように、この上の院のお墓、御影堂、観月亭。――また彼方の求聞持堂、護摩堂、大師堂、食堂、丹生高野神社、宝塔、楼門など、ほぼ一望にすることができまし....