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「豊後水道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

豊後水道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
壊滅の序曲」より 著者:原民喜
するのであった。 艦載機がこの街に現れてから九日目に、また空襲警報が出た。が、豊後水道《ぶんごすいどう》から侵入した編隊は佐田岬《さたみさき》で迂廻《うかい》....
函館の大火について」より 著者:寺田寅彦
気圧の目玉が日本海の中央に陣取っていて、これからしっぽを引いた不連続線は中国から豊後水道のあたりを通って太平洋上に消えている。こういう天候で、もし降雨を伴なわな....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
作戦会議の成行をうかがっているのである。 「それでは紀淡海峡に集めないで、一隊を豊後水道にまわすことにしよう。呉軍港をおさえるのには、これはどうしても必要だ。ど....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
って、久住はそこのお荷方下見廻りという役の木っ葉武士なのだ。しじゅう船に乗って、豊後水道を上ったり下ったり、時には遠く朝鮮、琉球まで押し渡ったりする。これは、名....