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豊漁
「豊漁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豊漁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鰊漁場」より 著者:島木健作
糞虫のようにきたない大山の親爺のことであった。―― この地方は北海道随一の鰊の
豊漁地として知られてい、鰊場の漁業権もしたがって高価で、大丸もそのためには十万円....
「土佐の地名」より 著者:寺田寅彦
ペッポ」小河。 別役 「ペッチャ」河。 仁西 「ニセイ」絶壁。 野見 「ヌムイ」
豊漁の湾。 与津 「エツイ」岬。 小籠 「コム」は瘤。「コムコム」か。 咥内 「....
「吊籠と月光と」より 著者:牧野信一
傷癖を嗤《わら》うよ。」というほどの意味である。) (註二。マイワイ。――これは
豊漁の時に村中の人々に配布されるドテラ様の上着で、祝着と書いてマイワイと振り仮名....
「あの世の入口」より 著者:知里真志保
高国|新冠川の上流に一つの滝があり、そこを支配している神はカワウソで、昔はそこに
豊漁を祈願する人々の祭壇があった。この滝の滝つぼは地の底まで続いていて、地獄穴に....