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豊竹
「豊竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豊竹の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「心中浪華の春雨」より 著者:岡本綺堂
きまわ》しの上に獄門の処刑を受けたのであった。 これが大坂じゅうの噂に立って、
豊竹座の人形芝居では直ぐに浄瑠璃に仕組もうとした。作者の並木宗輔《なみきそうすけ....
「死までを語る」より 著者:直木三十五
者になったが、私は対手にしなかった。 十九 当時、末吉橋東詰松屋町に、
豊竹呂昇の持小屋「松の亭」というのがあった。ここに落語がかかっていた。友人に連れ....
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
に、いつまでもおなじような事を繰返している。彼女の悲哀は彼女のみが知るであろう。
豊竹呂昇《とよたけろしょう》、竹本綾之助《たけもとあやのすけ》の二人は、呂昇の全....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
に着く。東京から五日間を費したわけである。ここでは午前十一時頃に手塚屋に泊まる。
豊竹和国太夫がここに興行中であると聞いて、その宿屋をたずねると、和国太夫も悦んで....
「人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
、侏儒だって、冗談じゃねえ。小六さんは、まだ正気に帰らねえんですよ。それよりか、
豊竹屋さん(逢痴の事)が双生児とは、そりゃまた、どうしたってことなんです」 「な....
「豊竹呂昇」より 著者:長谷川時雨
ると、今度はそれに織りまぜて、呂昇《ろしょう》を久しく聴かないなと思ったりした。
豊竹呂昇《とよたけろしょう》――ほんとにあの女《ひと》こそ円転滑脱な、というより....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
手をつける。 例の頓兵衛が出て来る「神霊矢口渡《しんれいやぐちのわたし》」は、
豊竹新太夫座元で堺町の外記座《げきざ》にかかり、ちょうど今日が初日で、沸き返るよ....