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豪侠
「豪侠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豪侠の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
した髪を、男まげに雄渾《ゆうこん》に結い上げたところもいや味にはならず、なんだか
豪侠な気が胸に迫るようにも思われます。 それに、こってりと濃い化粧をした女の顔....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
戸のちまたに夜《よ》な夜《よ》なの夢をむすんだお艶を、諏訪栄三郎になりかわって、
豪侠泰軒がちから強く守っていた。
この女子は栄三郎殿からの預り物……こう思うと....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
動の一首領)。従来の暴動は、パリー市固有のきわめて顕著なあらゆる特質、すなわち、
豪侠《ごうきょう》、献身、騒暴なる快活、勇気は知力の一部たることを示す学生、不撓....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
えたい。私を静かにさしておいて欲しい。」そういう所から、ある時におよんで、人類の
豪侠《ごうきょう》なる前衛に対する深い冷淡さが生じてくる。
その上また高遠なる....