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豪州
「豪州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豪州の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
上げられたく候。 当池には四五日|碇泊、食糧など買い入れ、それよりマニラを経て
豪州シドニーへ、それよりニューカレドニア、フィジー諸島を経て、サンフランシスコへ....
「恐竜島」より 著者:海野十三
々にかぎられているようなものだった。 小島玉太郎の場合は、夏休みをさいわいに、
豪州《ごうしゅう》を見てこようと思い、かせぎためた貯金を全部ひきだして、この旅行....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
路をとって、マゼラン海峡に出れば、ガーラント港があります。ここへゆけば、かならず
豪州行きの便船はあるはずです」 じじつマゼラン海峡に出れば、各国の船が通過して....
「うむどん」より 著者:佐藤垢石
円から十一、二円であったのが、今では二十三、四円もしている。 これは、加奈陀と
豪州から入ってくる小麦粉に政府が高い関税をかけて防ぎとめたために、日本で耕した小....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
の事情に暗く、余もいまだ足跡をしるしたることあらず。ゆえに、地方巡遊中もときどき
豪州の民情、あるいは南米の風土等に関し、尋問を受くることあるも、これに応答するを....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
乗ってみると、なるほどほとんどが苦力ばかり。日本人もほんの少しはいたが、彼らは西
豪州へ真珠貝取りにいく出かせぎ人たちだ。苦力はみんなこうりゃんの大きなパンを持参....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
た席上に於て、私はシンガポールの戦略的重要性を強調し、英国はインドの不安を抑え、
豪州防衛のために戦略的側面陣地価値ある同地を、近く要塞化すべきを断じたのであった....