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豪貴
「豪貴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豪貴の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「狂人は笑う」より 著者:夢野久作
て、紙の上の茶粕を取除けると、天幕の中に進み入って、安楽椅子の上に身を横たえた富
豪貴人たちの前に、三拝九拝して捧げ奉るのです。 富
豪貴人たちはそこで、その茶器....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ない。『法苑珠林』五三に竜樹の成立《なりたち》を述べて、〈南天竺国、梵志の種の大
豪貴の家に出づ、云々。弱冠にして名を馳せ、擅《ほしいま》まに諸国を歩み、天文地理....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
洗汁を后に飲ましむ。さて生まれた男児名は長摩納、この子|顔貌《かおかたち》殊特で
豪貴の人相を具う。かの大臣これ後日聖主となり亡国を復興する人物と、后に向い祝辞を....
「夫人利生記」より 著者:泉鏡花
珊瑚をさえ鏤めて肉置の押絵にした。…… 浄飯王が狩の道にて――天竺、天臂城なる
豪貴の長者、善覚の妹姫が、姉君|矯曇弥とともに、はじめて見ゆる処より、優陀夷が結....
「民芸とは何か」より 著者:柳宗悦
二字です。昔はこれ等のあるものを雑具とも呼びました。 したがってかかるものは富
豪貴族の生活には自然縁が薄く、一般民衆の生活に一層親しい関係をもっています。それ....