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豼
「豼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豼の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドレフュー大疑獄とエミール・ゾーラ」より 著者:幸徳秋水
通法衙の苟も為さざる所也。普通民法刑法の苟も許さざる所也。 而も赳々たる幾万の
豼貅、一個の進んでドレフューの為めに、其寃を鳴し以って再審を促す者あらざりき。皆....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
御幣をかつぐ尊氏でなかったことは、これまたいうまでもないことである。 血に狂う
豼貅数万の大将として、尊氏が慎重でないわけはない。おそらくは、いまや動顛狼狽の極....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
たろうか。 しかし、暴兵化した暴兵にもまた一種の強さはある。 顕家はよくその
豼貅(中国で昔、飼い馴らして戦陣に使ったという猛獣)を上手に用いたらしい。和泉、....