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「貔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貔の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
より誅戮に当る。然るに是の如きの令を出征の将士に下す。これ適以て軍旅の鋭を殺ぎ、貅の胆を小にするに過ぎざるのみ、智なりという可からず。燕王と戦うに及びて、官軍....
五色温泉スキー日記」より 著者:板倉勝宣
馬にまたがるごとく落着きはらって滑走する。あれでせきばらいでもされたなら何千万の貅といえども道を開けるに違いない。板倉の滑り方はなかなかうまいもんだ。うそじゃ....
三国志」より 著者:吉川英治
台高ウシテ帝畿壮ナリ 水明ラカニ山秀イデ光輝ヲ競ウ 三千ノ剣佩黄道ヲ趨リ 百万ノ貅ハ紫微ニ現ズ と朗々吟じた。 曹操は、大いに興じて、特に秘愛の杯に酒をつ....
三国志」より 著者:吉川英治
先帝三顧ノ恩ヲウケ、孤子ヲ託スルノ重キヲ被ル。是ニヨリテ、不才、犬馬ノ労ヲ尽シ、貅ノ大軍ヲ領シテハ、六度、祁山ノ陣ニ出ヅ。ソレ臣ノ希ウトコロ、唯誓ッテ反国ノ逆....