貝多羅葉[語句情報] » 貝多羅葉

「貝多羅葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貝多羅葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
った。 その混雑の中をくぐって、塩竈神社の石段を登った。ここの名物という塩竈や貝多羅葉樹や、泉の三郎の鉄燈籠や、いずれも昔から同じもので、再遊のわたしには格別....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
この年六月中旬から八月下旬まで麻疹が流行して、渋江氏の亀沢町の家へ、御柳の葉と貝多羅葉とを貰いに来る人が踵を接した。二樹の葉が当時民間薬として用いられていたか....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
来のお舎利を上げて貰いたい」と言って舎利をおさめた銀製の塔とその捧呈書とそれから貝多羅葉の経文一巻を託されました。でダンマパーラ居士の言われるには「私も一遍チベ....