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「貝柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貝柱の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
石狩川」より 著者:本庄陸男
くりと指に触れた紙包みがあった。取りだして匂いを嗅ぐと生ぐさかった。乾《ほ》した貝柱である。鋸屋の好物か、あるいはこういう行きづまりの場合のため、一時の飢え凌《....
杉垣」より 著者:宮本百合子
草じゃないんだ」 飯島はちょっと肩をすくめるようにして笑って、 「僕のやるのは貝柱の方だ」 ヨーロッパ大戦でもはじまればそれこそ大したものだが、そうでなくっ....