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貝桶
「貝桶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
んで、熊の皮や鰊《にしん》の大量と交換に日本人からあてがわれていた朱塗蒔絵大椀や
貝桶が、日本美術品として陳列されていた。伸子と素子とは、タガンローグの住人にとっ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
まばゆいほどな列だった。――三ツ鱗の大紋打った素襖、烏帽子の奉行の駒を先にして、
貝桶、塗長持、御厨子、黒棚、唐櫃、屏風箱、行器など、見物の男女は何度も羨望の溜息....