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貞丈雑記
「貞丈雑記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
貞丈雑記の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
の紺珠に書き留めるのである。 古賀はにやりにやり笑って僕のする事を見ていたが、
貞丈雑記を机の下に忍ばせるのを見て、こう云った。 「それは何の本だ」 「
貞丈雑記....
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
値は零《ゼロ》である。極く初歩の参考書を云うと、服装、風俗では、「歴世服飾考」「
貞丈雑記」「近世風俗類聚」など、食物は、宇都宮黒滝氏の「日本食物史」、旅行は、鉄....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
の浜なんぞとはいわない。石口十兵衛からその話を聞いたとき、手前はすぐ、こりゃあ『
貞丈雑記《ていじょうざっき》』にある例の故事だと気がついた。むかし、……さる身分....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
勘解由小路家は京都を没落して、子孫備中に沈淪したと『新芦面命』にある。しかるに『
貞丈雑記』には、その後裔奈良に存し、幸徳井と称する由にみえている。あるいは双方に....