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「貞永〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貞永の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
塵芥集」と題してあるが、この原本は後に写したものらしいから、「御成敗式目」とは「貞永《じょうえい》式目」に倣《なろ》うた後ちの称呼らしい。 或はこの書の一本の....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
もやっと出来上ったくらいだが、それにしても北条時代の式目が土台になっている、あの貞永式目《じょうえいしきもく》というのが深く人心に染《し》み込んでいるものであり....
学生と先哲」より 著者:倉田百三
った。 しかのみならず日蓮の幼時より天変地異がしきりに起こった。あるいは寛喜、貞永とつづいて飢饉が起こって百姓途上にたおれ、大風洪水が鎌倉地方に起こって人畜を....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
身また、他より然か言わるることを覚り、時としてみずからこれを口にすることあり。『貞永式目』に関して北条泰時より六波羅探題に遣わせる「消息」に、 所詮従者は主に....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
堀河天皇の勅により、定家は独力で『新勅撰和歌集』を撰進したのであった。 定家は貞永元年六月十三日、後堀河天皇から和歌集を撰進するようにとの勅命を蒙った。この年....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
ことを「夷」と云っております。鎌倉武士の事を「東夷」と云っております。北条泰時が貞永式目という法律を作りました時に、「かように沙汰候を、京辺には定めて物も知らぬ....