»
負か
「負か〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
負かの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三右衛門の罪」より 著者:芥川竜之介
けた。
「わたくしの依怙と申すのはそう云うことではございませぬ。ことさらに数馬を
負かしたいとか、多門《たもん》を勝たせたいとかと思わなかったことは申し上げた通り....
「或る女」より 著者:有島武郎
たわね。少しおやつれになったようですわ」
といってみた。木村は自分の感情に打ち
負かされて身を震わしていた。そしてわくわくと流れ出る涙が見る見る目からあふれて、....
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
さい。男の持つ愛は大きいけれども遮られている。そして大きい愛は屡※あらわな愛に打
負かされる。 × ダヴィンチは「知ることが愛することだ」といっ....
「隣の嫁」より 著者:伊藤左千夫
ものの視線を避けようとしていると、おはまが水くみにきた。 「省さん、今日はきっと
負かしてやります」 「ばかいえ、手前なんかに片手だって負けっこなしだ」 「そっだ....
「火星探険」より 著者:海野十三
最後の努力 少年たちの形勢は悪くなった。 山木は言葉もなく、ブブンに言い
負かされた形だ。ブブンの大きな眼玉がぐるぐると動き、彼の頭に生えている触角が蛇の....
「怪塔王」より 著者:海野十三
に行ったのか、姿が見えんではないか」 4 怪塔王の持っている磁力砲を
負かすことが出来そうに思われるあべこべ砲が、大利根博士の秘密室の中にころがってい....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
おどかしておかないと、いくらりっぱな武器をもっていても、あの勇敢な日本海軍をうち
負かすことはできないと思ったからであった。 「出動用意!」 司令官ケレンコの号....
「化銀杏」より 著者:泉鏡花
って、牛を奢ってね、トランプをして遊んでいたんだ。僕あ一番強いんだぜ。滅茶々々に
負かして悪体を吐いてやると、大変に怒ってね、とうとう喧嘩をしちまったもんだから、....
「世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
んよりと陰って来た。それは彼の足もとに恐怖の波の動くのを感じたからであった。打ち
負かされたが、しかも破滅することなく、永遠に時の来たるのを待っている「恐怖」は、....
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
、阿Qはたちまち頭じゅうの禿を真赤にして怒り出し、相手を見積って、無口の奴は言い
負かし、弱そうな奴は擲りつけた。しかしどういうものかしらん、結局阿Qがやられてし....
「最小人間の怪」より 著者:海野十三
提げて議論を吹きかけて来た。その議論は一種奇妙なものであったが、私はだんだん言い
負かされて、旗色が悪くなった。そしてヤナツが主張するように類人猿から猿人、猿人か....
「魔性の女」より 著者:大倉燁子
惑したかのように云われるのは甚だ迷惑千万である。 彼女の熾きつくような恋情に僕が
負かされて、遂いに結婚するようなはめになったのだが、安子の第六感、いや第七感だそ....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
るまい。おまけにばあさんはたいへんがっちり屋で、口げんかの絶え間がない。結局言い
負かされて、じいさんは尺八を持って出ていくのだが、私はそのさびしげな後姿をあわれ....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:ヴェーゲラーフランツ・ゲルハルト
えがたい。――僕は運命の喉元を締めつけてやりたい。どんなことがあっても運命に打ち
負かされきりになってはやらない。――おお、生命を千倍生きることはまったくすばらし....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
サンスは軍事的にも大革命を招来した。火薬の使用は武勇優れた武士も素町人の一撃に打
負かさるる事となって歩兵の出現となり、再び戦術の進歩を見るに至ったのである。 ....