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「負数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

負数の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
には、その厳然たる事実が判るだろうと思うが、さてそうなると、家族全部の数に一つの負数が剰ってしまうのだ。で、最初は四人の家族だが、演奏を終ってすぐ礼拝堂を出たに....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
的対立は、常にかの歴史性の見地から理解されなければならぬということである。正数と負数との単なる対立はそれ自身としては少しも弁証法を構成しない、ただ正数が負数にま....
地虫」より 著者:小栗虫太郎
伸びる反射運動とが連続して起るのだ。だから創の歪みが、その屈伸に符合する。正数が負数に化ける。二段に起る、曲線が直線に是正されてしまうんだ。ハハハハ、分ったかね....