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「貧僧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貧僧の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
ーヴニル》』三九章にも似た話あって遥《ずっ》と面白い。いわくマルサスのバラセ町へ貧僧来り、富家に宿を求めると、主婦無情で亭主|慳貪《けんどん》の由言って謝絶した....
十二支考」より 著者:南方熊楠
うるは、何国と知れず住職を入れると一夜になくなる寺あり。ある時村へ穢《きたな》い貧僧来るをこの寺へ泊まらせる。平気で読経し居ると、丑《うし》三つ頃、表の戸を敲《....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
種々の準備を調えて行ってすらも今日失敗に帰して居る者が多い中に、我々ごとき一介の貧僧が出掛けたところがはたして目的を達することが出来るかどうか。また自分はそんな....