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「貫籍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貫籍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山の人生」より 著者:柳田国男
諸民族間の貿易の起原と同じかった。こうしてだんだんに高地の住民が、次第に大日本の貫籍に編入せられて行ったことは、自他のために大なる幸福であった。 越後南魚沼の....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
なった場合も同様であった。さらに年七十六に達すれば、解放して良民となし、願う所に貫籍することになっている。或いは臨時に、官奴婢を解放してただちに良民と為した場合....
放免考」より 著者:喜田貞吉
加刑を課せられ、或いは郷国追放の処分を受けなかった限りは、少くも彼らが以前に某地貫籍の公民であったものならば、その放免と同時に、国法上からはもとの公民に立ち帰る....