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「貴州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貴州の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
狂人は笑う」より 著者:夢野久作
話っていうのが、この崑崙茶の一件なのです。 先ず、支那の奥地の四川省から雲南、貴州へかけて住んでいる大富豪の中で、お茶の風味がよくわかって、茶器とか、茶室とか....
運命」より 著者:幸田露伴
使を安に伴わしめ方物を貢す。六年、白龍庵|災あり、程済に還る。朝廷|密に帝を雲南貴州の間に索む。 八年春三月、工部尚書厳震安南に使するの途にして、忽ち建文帝に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、白鶏を御歳《みとせ》すなわち収穫の神に献《たてまつ》ってその怒りを解く事あり。貴州の紅崖山の深洞中より時に銅鼓の声聞ゆ、諸葛亮ここに兵を駐《とど》めたといい、....
幸福な家庭」より 著者:井上紅梅
て上海、天津の租界へ置けば家賃が高い。じゃ外国へ置くとしたらいい笑い話だ。雲南、貴州は交通があまりに不便で、どんな風だか解らん……」彼は思いめぐらしてみたが、適....
魔都」より 著者:久生十蘭
オ」の団長となって登場してくる、これも日仏混血のルイ・バロンセリという男と雲南、貴州を股にかけて何か怪しい商売をしているという評判だったが、昨年の夏ごろホヴァス....
三国志」より 著者:吉川英治
西平関(甘粛省・西寧)を犯して四川へ進攻して来るもの。 第二路は。――南蛮王(貴州・雲南・ビルマの一部)の孟獲が、約七万をもって益州の南部を席巻して来ようとす....