貴相[語句情報] » 貴相

「貴相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貴相の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
っての事と己惚《うぬぼ》れて大事を仕出かしたは、馬鹿気の骨頂たるようだが、妻妾が貴相ありと聞いて謀反したり、鼠が恩を報いるの、鼠を供養すれば大黒様が礼を授くるの....
私本太平記」より 著者:吉川英治
われようが、決して貴人の相とは申されぬ」 「…………」 「いやいや、言い違えた。貴相ではあるが、その貴相は、福禄のそれではなく、堂上におごる人のそれともちがう。....