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「貴翰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貴翰の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二十世紀旗手」より 著者:太宰治
額だけ働いて呉れることと存じます。四日、深夜。太宰治。」 「拝復。四日深夜附|貴翰《きかん》拝誦《はいしょう》。稿料の件は御希望には副《そ》えませんが原稿は直....
虚構の春」より 著者:太宰治
? 大丈夫だろうね? さあ、私に明朗の御返事下さい。黒田重治。太宰治学兄。」 「貴翰《きかん》拝誦。病気|恢復《かいふく》のおもむきにてなによりのことと思います....
新郎」より 著者:太宰治
お願いします。草田舎の国民学校訓導より。―― 私は返事を出した。 ――拝復。貴翰拝読いたしました。ひとにものを尋ねる時には、も少していねいな文章を書く事に致....
泡盛物語」より 著者:佐藤垢石
は先頃より貴台の御住所を探し居り候いしが皆目判明致さず閉口致し居り候処へ図らずも貴翰到来、大いに安心致したる次第に有之候。と申すは、実は小生今回或事業を創始仕り....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
知らせてやりました。」 この引幕と書面に対する守田勘弥の返書は、こうであった。貴翰奉拝読候。陳者客歳六月該場開業之|砌、各位御招待申上候御報謝として、華麗之引....