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「貸方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

貸方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
の金を持って出て、それも田地や土蔵を抵当に入れて才覚したものでござりやんすから、貸方から喧ましく云われ、抵当物は取られ、お母と両人で手振編笠で仕方がねえから、千....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
者は、一般的経費として、地代・賃銀・利子を借方に記入し、またこれらを企業者勘定の貸方に記入せねばならぬ。この方法をとれば、正確には、企業者として利益も損失も得ら....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
尺の床の間に、ささやかな経机、硯《すずり》箱、それに、壁に特別のこしらえをして、貸方、借方、現金出納、大福帳などの帳簿が下がっている。状差しに来書がさしてある。....
ある完全犯罪人の手記」より 著者:酒井嘉七
バランスさせるだけの「資産」――世の人のためになる「資産」を作り、それを対照表の貸方の側に新しく記人し、貸借を平均させておかねばならない。それがために、いま少し....