賀名生[語句情報] » 賀名生

「賀名生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

賀名生の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
んだろう。それだけに此の悲報は南朝にとっては大打撃であった。為に後村上天皇は難を賀名生に避けられ、吉野の行宮は師直の放火によって炎上し、南朝の頽勢は既に如何とも....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
。隠岐へお伴された。後村上天皇の御母儀。後皇后に昇られ、正平十四年四月二十九日|賀名生で崩御。御年五十九。 ひきつれし百の司の一人だに今は仕へぬ道ぞ悲しき 九重....
私本太平記」より 著者:吉川英治
る御手段であったとは思われない。 「天野金剛寺古記」によると。 二十三日 帝王、賀名生に御着 二十八日 吉野|金峰山に入御 と、見える。雪やあられの、厳寒の道....