賀茂真淵[語句情報] »
賀茂真淵
「賀茂真淵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賀茂真淵の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
た仮名で書き、決して混同することがなかったのは当り前のことであります。そのことは
賀茂真淵《かものまぶち》の弟子の加藤美樹《かとううまき》の説として『古言梯《こげ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
行った。二十三歳を迎えたころの彼は、言葉の世界に見つけた学問のよろこびを通して、
賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤などの諸先輩がのこして置いて行った大きな仕事を想像す....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
半蔵らはめったに踏まないような厳粛な道を踏んだ。 新しい社を建てる。荷田春満、
賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤、この国学四大人の御霊代を置く。伊那の谷を一望の中に....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
、しかも最も新しい路をあとから来るものに教えたのは国学者仲間の先達であった。あの
賀茂真淵あたりまでは、まだそれでもおもに万葉を探ることであった。その遺志をついだ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
」 代匠記……契沖「万葉代匠記」 僻案抄……荷田春満「万葉集僻案抄」 考…………
賀茂真淵「万葉考」 槻落葉……荒木田久老「万葉考槻落葉」 略解………橘千蔭「万葉....
「三筋町界隈」より 著者:斎藤茂吉
もいうことがない。ただ一事加えたいのは、父が此処に開業している間に、診察の謝礼に
賀茂真淵書入の『古今集』を貰った。多分田安家に奉ったものであっただろうとおもうが....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
湯津磐村の如く、常磐に堅磐にいかし御世に幸はひ給ひ」などともある。この「手長」を
賀茂真淵翁は、「手」は発語で単に長い意味だと云い、本居宣長翁は「足長」の義だと説....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
れた。竹内|式部《しきぶ》、山県大弐《やまがただいに》。カムフラージュされた形で
賀茂真淵《かもまぶち》、本居宣長《もとおりのりなが》以下の国学派がそれである。し....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
が不可説の名人だという説は、すでに鎌倉時代からある。しかし一般にいい出されたのは
賀茂真淵がほめてからであり、更には正岡子規がほめてからである。斎藤茂吉博士の『金....