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賊難
「賊難〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賊難の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
し鞄と荷物を引っ浚って何処かへ逃げやがったのだ」 幸「へえ、成程、私の方でも昨夜
賊難に遇いまして、是から其の届けを致そうと存じ、騒ぎをやってるのでげすが、兎に角....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
は、何事でござりましょうか?」 「今月初旬、七里ヶ浜沖で、そちの持ち船|琴平丸、
賊難に遭ったということだな。書き上げによって承知致しておる」 「御意の通りにござ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
こへ着いて泊りました。ところが一行の人達は大悦びで西北原のあの恐ろしい間で幸いに
賊難にも遇わず、また猛獣の侵撃にも遇わずにここまで来たまずめでたい祝うべしという....